◆◇菓子ト玩具ノ扇動児◇◆

DEATH NOTE第二部メイン...NMSS連載...ハリウッドリメイクNMキャスティング密かに助力...SIDOOH感想...V系話題他

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+hotaru+

Author:+hotaru+
ネイトリバ-を邪な眼で崇拝
ミハエルケ-ルを2番のトラウマと戦う同士の眼で応援

++++++++

[管理人]

歳:否ゆとり世代
  疲れる世代

私立カソリックゆえイースター祝い
お御堂でお祈り小学校時代

中学受験糞勉強
反動で不良

性別:FtX

149cm34kg
12歳頃と変わらない;

肌青白いというか
黄緑白いらしい

根っから不健康

鼠ランド近辺在住
よって万年メルヘン気分
(ホントは地獄気分)

シュルレアリスト
サラバドール・ダリ
ルネ・マグリット愛
フロイト学び中

活字中毒気味
幻想文学愛読

大正昭和ノ作家
心底崇拝

江戸川乱歩
倉橋由美子
三島由紀夫
安部公房
稲垣足穂
宮沢賢治


現代作家極僅かですが

乙一氏
長野まゆみ
田口ランディ
嶽本野ばら
辺りは好き

寺山修司神

服装パンク主

アンチ平成平成育ち(悲

第二次アングラブームは必ず来る

というか来させる

NM関連Entry.

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  • 円陣の後

    1番に手を離して

    1番にワイミーズハウスを後にしたのは


    ほかでもない


    「…駅から列車に乗って……」


    本屋で手に入れたガイドブックをペラペラ捲りながら
    ウィンチェスターを練り歩く

    不良のようで実は一番マシな優等生


    メロ――…


    (キラの潜伏場所は日本。L同様、最終的には日本へ行くべき……が、まずは…)


    云々と

    メロらしく熟考に熟考を重ね、

    出た答えは……


    「朝食か」


    板チョコを食べながらの突飛発言
    (ご飯別腹)


    石畳の道が延々と続いていて

    メロはそれを先々まで眺めると

    「もう、ここ(故郷)ともお別れか」と郷愁に駆られてしまいました


    パキッ


    涙目を浮かべ、板チョコの音を立てながら歩いていると…


    キキ―ッ


    「……?」


    メロの傍に横付けしてきたタクシー1台

    ガチャと後部座席の扉が開きます


    「じゃ気をつけなよ、坊や」


    バタン

    ブロロロロロ――…


    「…………」

    「…………」


    しばしの見詰め合い


    タクシーから降りてきた少年は
    伏せていた顔をぬっと上げ


    「あ、メロ。奇遇ですね…」 

    「絶対ついて来ただろ!?」


    メロは憤怒してニアにあらん限りの声帯を使って叫びました

    しかし彼は一切動じず、鼻歌交じりに髪を弄って余裕の微笑み


    「いえ、本当に偶然です」

    「そのほくそ笑んだ顔が嘘だと主張している。鏡を見ろ!」


    ニアから逃げたくて足早に駅を目指していたというのに

    これでは骨折りだ


    (まさか一生ついて来る気じゃ…)


    ゾゾ、と背筋が凍てつく気がして
    メロはニアを完全無視

    さっさと歩を進め駅へ向かいました


    「…メロ、どこ行くんですかどこ目指すんですかどんな手段で」

    すたすたすた

    「……うるさいうるさい。もう二度とおまえのツラなんて拝みたくない!」

    たったったっ


    ピピピ


    「鳴ってますよ」
    「知ってる!」

    画面を確認


    「…マット……」

    (くそっ、数分前に顔を合わした奴らばかり)


    メロはげんなりして電話に出ました


    ピッ


    「どうした、マット」

    『メロ、コッチコッチ』

    「?」

    『目の前の喫茶店』

    「!…」


    メロは道を挟んだ向かい側の喫茶店に目を遣りました

    するとガラス張りの内側――店内のカウンター席に座ったマットが、
    メロ達に向かってひらひらと手を振っていました


    ああ くそっ

    どうしてこんな…


    メロはいるかいないかも不明な神に心中で
    ギブミーフリーダムと懇願しました



    IN 喫茶店


    メロは日常茶飯事やっているのか

    当たり前かの様に粉末状になるまでバキバキ潰した板チョコを

    ホットチョコレートやパンケーキに

    ふりかけのようにかけながら、


    「…何が楽しくてまた3匹揃わなきゃならない。おまえら早くどこでもいいから消えろ……僕は1人でやっていく…誰よりも先に絶対キラを捕まえて…」

    「はいはい、そう気張らずに。せっかく集まったんだからさ。これが最後の晩餐ってね」

    「……」


    マットの「最後の晩餐」発言が効いたのか、メロは黙って荒々しくパンケーキを切り始めました



    「……メロ…ホットチョコレートに板チョコかけてもプラマイゼロですよね」

    「あーうるさい。いちいち口出しするな! 不感症野郎は味覚も麻痺してるんだろうから教えてやるが、全く別物の味になる! 例えるならラザニアとミートソーススパゲティくらいに別物だ」


    マットとニアは(大して変わらないな)と珍しく意見一致


    「…凄いですね、メロ。ショコラソムリエで一生食べていけますよ。どうです、キラは諦めて本場ベルギーでも飛んでみたらいかがですか」

    「……そんな職業就く気は毛頭ない! Lしか選択肢はない!」


    ぜえぜえと息を切らすメロを宥め、
    マットはにこやかにグラスを持ち上げました


    「では改めて。3匹の門出を祝って――」


    乾 杯


    マット以外のグラスが上がらず、孤独な乾杯となりました


    「つれないなもう」


    勝手に盛り上がっているのはマットのみで

    ニアはニアでメロを見詰めすぎ
    メロはメロで苛立ってパンケーキにホットチョコレートをどばどばかけすぎているのでした


    「メロ、どうしても行く先を教えてはくれませんか」

    「どこにどんな家を建てようが人の勝手だろ! まるで母親みたいにしつこいな……」


    母親っていうかストーカー

    とマットは思いました



    「俺は最終的に孤島。何せサバイバル暮らs」

    「訊いてない」
    「訊いてません」


    マットの語りを2匹でぴしゃり


    このちぐはぐなやりとりは
    傍目からすれば機能不全家族ならぬ機能不全兄弟に映ったことでしょう


    「私は最終的にビルを目指します」

    「「訊いてない」」

    (ビルだと? 早くもLぶりやがって)と、メロはぐしゃりとナプキンを握りつぶしています


    時計の針が一周した頃――…



    ピピピが3つ分鳴りました

    3匹の携帯が同時に鳴ったのです


    「なんだ…」

    メロは顔を顰め、携帯画面を見下げていました

    「緊急、ってか。厄介払いしやがったのそっちだろ、ロジャーめ」

    「……これは…」

    画面を目にした途端ニアは
    珍しく眉根を中心に寄せました


    L is dead.



    同刻、東京


    (勝った、Lに勝った…!)


    砂まみれのノートを自らの腹に密着させ、ほくそ笑むウルフキラこと夜神月


    (……死神に頼ってLを殺すなんて、月もまだまだだな)と
    本音は口にしない方が賢明だと、出掛かった台詞を飲み込んだ死神リューク


    レムのノートに名前を書かれた、L…

    早くも前途多難な運命が待ち受けていそうです


    「Lが…」

    「死んだ?」


    人間らしく感情的なリアクションをとり、ショックを隠しきれないメロと

    ゴーグルの裏の瞳は濡れているであろう、震えた声のマットと


    「もう、何としてでも…私達の誰かがキラを捕まえるしかなくなってしまいましたね」


    冷静沈着のマニュアル本があれば表紙を飾るであろう

    まさしく冷酷非道、だからこそ探偵向きといえば向きである、ニア…


    「……L…」

    メロは荷物の外ポケットに仕舞いこんでいた十字架を、布の上からなぞり静かに追悼しました


    「嘘だろ。一度で良いから会ってみたかったぜ、我らがL…」

    マットは追加注文したペプシコーラから漂う香りを存分に吸い込んでは吐き出し、

    Lの訃報を静かに嘆きました


    「……落ち込んでいる暇はありませんね。一刻も早く私は日本へ飛びます」


    つい数分前までメロに異常なまでの執着を見せていたニアが

    急にしっかりしたL候補の片鱗をうかがわせました


    ニア、こいつ……

    そうだ

    動揺したら負ける


    メロは頬杖をついて
    ニアを正面から凝視していました


    しばしLの死に悼んだ後――…


    「お先」最初にマットが立ち上がり、ちゃりんと小銭をテーブルに置きました

    (ニアとふたりきりにさせるな)という縋るような眼差しをむけ
    メロは小銭を持ち、がたりとその場に立ち上がりました


    「ニア、本当の最後だ……もう、尾行するなよ…」


    心なしか優しい声色で
    メロはニアの肩にぽんと手を置きました


    「…はい。今度こそ、さようならですね」

    「……」

    「素敵な家を建てて下さい。いや、メロの場合『アジト』と言うべきでしょうか……
    堂々と勝負できる日を楽しみにしています」


    メロはレジで支払う最中
    ニアの背中をじ、と見詰め

    絶対に勝利する

    と心に誓ったのでした



    [3]へ続く


    ++++++++++++++++++++++++++

     ネタは広告ともメモ帳ともノートとも確定せず
     ランダムにどれにでも書き散らすので

     …折角のネタを何処に書き込んだか忘れ
     多分紛失したので

     1から執筆し直し。

     アクシデントをバネに何とか書きましたが気力が皆無。倒

     Xキラ登場は次回にまわします
     
     やっと3匹の子豚パロらしく、『死神の肺』を出せます、、。

2008/09/22/ 05:12 NM関連 / TRACKBACK(-) / COMMENT(0) / PAGETOP  

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  • まっと2211

    ジョンガリアーノ担になってからのクリスチャンディオールが大好き

    で、オリジナルブランドのメンズ服は特にインスピレーション沸かせていただけるものばかりで(モデルも素敵

    あの奇抜発想の服が大好きで

    厳密に言うと、一般のショップに販売された服でなく

    ファッションショーの服。

    いつも思うがファッションショーの服って店頭に並ばない物ばかりでなんかこう

    確かにショーの姿で歩く人間などいないけど、
    一般人向けに販売する服にはどうしても物足りなさを感じてしまうので。

    大体メロなんかはファッションショーにそのまま出ていそうな格好で街歩いているので。笑

    このブランドは、、三次元ならジョニーデップ着て似合いそうだって思う

2008/09/12/ 05:20 NM関連 / TRACKBACK(-) / COMMENT(0) / PAGETOP  

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  • Image1132.jpg


    僕の愛車はチョコレート


    マットの荒い運転で

    片側の扉が宙へ飛び
    枯れ木に引っかかった

    扉が無いんじゃ乗り回せない

    悩んだ挙句僕は決めたんだ

    残った車を食べてしまおう

    2つの機能を合わせ持ったものが

    1つの機能に劣化するだけさ

    本来1つに2つの機能なんてあったら反則なんだ

    ニアが頭脳明晰運動神経抜群なんてあったら反則なんだ

    ほら それと同じ道理じゃないか

    そう 僕は車を殺すんじゃない

    理に適った方法で車の命を奪ってやるだけさ

    大体 扉を失った今 既に瀕死なんだ

    人間なら片腕を失った状態だ

    観賞用には無害でも抽出液は猛毒な植物だって

    欠点を補って

    秀でた部分を存分にアピールして生きているじゃないか

    片方の機能で満足する

    車を食べて満足する

    僕はそこまで我侭じゃない

    マットが煙草を吸いながら木を見上げ

    「なあ、メロ。食べれば移動手段がなくなるがそれでいいのか」

    だって

    「ああ、いいさ」

    この時、僕の顔は「毅然」の2文字が舞っていただろう


    だってこの地球自体チョコレートで出来ているじゃないか

    いずれ僕が食い尽くして地球は滅亡してしまうんだ

    車1台どうってことない



    僕の舌と歯が

    いずれ世界を壊してやるんだ




2008/09/11/ 22:20 NM関連 / TRACKBACK(-) / COMMENT(0) / PAGETOP  

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  • キラ(狼)なんて怖くない怖くない怖くない〜♪

    今年の流行歌『キラなんて怖くない』200万ダウンロード超え



    モデルとなっているキラとは、通称ウルフキラ

    犯罪を犯した悪い子豚たちの名をノートに書き込み、

    抹殺次第食べてしまうという恐ろしい狼界の帝王

    今、キラに立ち向かうはL

    そしてLが命を張って戦う東京とは別次元かと思えるほど至極平和な街ウィンチェスターにて

    3匹のL候補が自分の出番はまだかまだかと二代目Lの座を静かに狙っているのでした



    カンカンデリの早朝

    メロは古井戸で愚痴を零していました


    「あー。家出てえ。超絶出たい。ああ、何がワイミーズハウスだ。ハウス? 家ってものは快適であるものだろ、快適どころかぐつぐつ日常茶飯事煮詰められて俺はもう調理されてる気分だくそっ」

    随分とながったるく一息で吐ききったので若いのに血圧が上昇してしまいました

    メロはぱたぱたと暑さを紛らわすように、三角型の耳をうちわ代わりにして顔を扇いでいました

    ニアもマットもくるんと巻かれた尻尾でしたが、メロは性格が関係しているのか(?
    垂直にぴんと立った尻尾なのでした


    「なんか水が足りないな…枯れ井戸になるのも時間の問だ……」


    ぱしゃぱしゃ


    枯れた井戸とは不似合いなザ・水の恵SEが聞こえてきました


    メロの目前に、早業で設置されたのであろうビニールプールが構えてあり

    中で遊んでいるのは


    「いやー。海水浴には及ばないが良いもんだな、ニア」

    「……沈没しろ、マット艦船」

    「誰が艦船だよ。っ、止めろ!」


    水浴びに勤しむマット(海水パンツ姿)の顔目掛けてふたつの水鉄砲で攻撃しているニア(普段着)が、枠外で涼しい顔をしていました


    「おまえら何悠々サボってんだ連帯責任だろうが真面目に働いてる人間が要らぬ被害蒙って巻き添え食うことに罪悪感微塵も感じないのかこの子豚野郎!」

    「お前も子豚だろう、メロ」


    砂を蹴る小刻みな音が聞こえたので、3匹は一斉にそちらを振り返りました

    ロジャーでした


    「……ロジャー、またこいつらサボって」

    「ニアメロマット、唐突ですまないがワイミーズハウスを出てくれないか」

    「マジ唐突」

    マットはゴーグルを外して、海水パンツの脇に刺しながらぼやきました

    「……なぜですか…」ニアは淡々と無感情に問います

    「今後12歳以下のみ預かることとなった。お前たちは」

    「老けてるってか?」

    「願ってもないことだ」


    メロはちょうど愚痴を零していたところの朗報にクク、と笑みを漏らさずにはいられないご様子


    「なんだ、メロ。随分嬉しそうだな」ロジャーはいぶかしげにメロを見ます

    「ああ。嬉しくて仕方がない。これでニアとお別れだ!」

    「……マットと別れて嬉しい、はないんですか」

    「俺超嬉しい。メローっ!」

    海水パンツ姿のマットはビニールプールを飛び出し
    メロに抱擁を求めましたが


    すかっ


    鮮やかに避けられ、メロは上気した顔を耳でぱたぱた仰ぎながら
    「夢の一人暮らし! 夢のマイホーム!」ばしゃあと桶を蹴散らして室内へ走り去って行きました


    「ニアもマットも準備を頼む」

    「猶予無しかよ。なんか厄介払いみたいじゃん」

    「私もメロ同様、前々からワイミーズハウスに似た『煉瓦』の家を建てたいと考えていましたので都合が良いです。成り行きでSPKのビルも…ブツブツ」

    「俺は煉瓦飽きたな」

    「では…何の家にするつもりですか、マット」

    「藁の家。ほら、俺って野生的(ワイルド)だから」

    「…………」

    無反応

    「田舎暮らしっつーかサバイバル暮らし? 果物採って猪だか鹿だか狩って釣りをして、悠々自適に3番手は3番手らしく生きてみたい。どうせLを継ぐのはお前だし」

    「藁ですか。24時間もてばよい方ですね。強風が吹けば一巻の終わりです……キラに食われてはいおしまい」

    「あ、バカにしてるな。もう今後ニア(1番手)の助言は不要だ。俺はメロみたいに自分のやり方で生きていく」

    「Lを継ぐ件ですが…」

    「?」

    「私に良い考えがあります」


    1時間後


    大荷物を背負ったり(ニア)がらがら引いてきたり(マット)担いだり(メロ)
    して全員が玄関口に集合しました

    マットは自由な身分をいいことに早速堂々と煙草を吹かし

    靴を履きながら

    「――で、良い考えとはなんだ」

    「はい。Lはまだ生きているので私達が焦ることもありません。が、こうなってしまった以上、ばらばらに散る前に二代目を決めておくべきだと思います。Lがキラを捕まえてくれると思いますが、その手柄を奪い自分のものにした者、つまりLより先にキラを捕まえた者がLを継ぐんです。どうです、寛大な提案でしょう。ワイミーズハウスで1番をとった私の努力は何の意味も成さないのですから。ランキングはリセットされ1からやりなおし、ということです」

    「…ニアにしては珍しい」

    メロは怪訝な表情を浮かべ壁に寄り掛かって言いました

    (自分にとって不利な提案をこの貪欲詐欺師サディスト野郎がする訳…)

    「仮に私がXL、メロがYL、マットがZLとなり、正式なL候補にエントリーします。そして晴れてキラを捕まえ真のLとなれば、余分なアルファベッドを消すことができる。残りの2匹も名前は変わりませんがLの助手になる権利が残されています。つまり戦って誰にも損はない、ということです」

    「もしニアがなったとしても助手などごめんだ」

    「なんとしてでもLになってやるって言いたいんだろ、メロ」

    「当然」

    「決まりですね。でしたら私は喜んで1番の座を降ります。正々堂々とLのゴールを目指し同じスタートラインに立ちましょう」


    円陣を組んだ3匹は手を出し、ぱしっと重ねた


    メロは板チョコを齧りながらにやりと笑い「誰が一番になるか」


    「競争ですね」


    ようやく重い腰を上げた3匹のL候補達
    待ち受けるキラはXキラと組んでいて!?

    地球人超えの肺活量を手に入れた敵
    果たして3匹に勝ち目はあるのか

    次回 『昨日の友は今日の敵でもヤッパリ友は友』




    ―[2]へ続く―





    +管理人談+


    短編にしてしまえばいいものを無駄に毎度のことながら長編です。疲労

    構想は以前からしていたので(前記事参照)準備はできているはずです
    ラストはまったく考えていません

    ギャグ風味で気分転換に書きます


    執筆後に「黒胡麻仕立ての豚とろ丼」なんて・・・・・・。

    食辛・・・!

2008/09/07/ 15:15 NM関連 / TRACKBACK(-) / COMMENT(0) / PAGETOP  

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  • 依然、人形の方が桃、桜、椿色でした

    ニアは何時何時迄も、白練でした

    接吻も愛撫も一切意味を成さないのです
    プラスチックですら変色を来すと自負する私の舌や指を以ってしても、ニアはカズノコの粒粒のような無色透明の液体を各孔から噴出させるだけの



    溶け掛かった人型の雪でした

    否、そもそも接吻愛撫其等に意味等有るでしょうか
    子供を欲するのならば行為で済むだけの事

    厚顔無恥の収集令状を配布し緊急会議を開こうにも
    私の飢えを凌ぐ一刻の猶予も残されてはいませんでした


    此二代目を継ぐであろう少年は、感情のみならず血管も無でした

    「色」を生み出す装置は、何処にも嵌め込まれていないのか……

    否、私は人の事など云えぬ立場にあります

    己を棚に上げれば乞食

    其事は私が一等把握している筈なんです

    母の蛤を割って飛出
    筋肉や骨を飲食により、同システムの植物を横目に引き伸ばし
    やがて皮膚は萎んだゴム風船の様に弛み
    皺の荒波が立ってゆくゆくは犬の餌

    ボーン何とかと云うクラゲの様に透き通った包装に身を纏い
    ペットショップの陳列棚に並ぶ其時迄

    そう、人生とは蛤で開幕、水母で閉幕なんです

    人は皆魚でした恐竜も魚でした皆魚でした

    蛤の門を潜り水母の包装紙に包まれる迄

    謙虚に日々を渡って
    天狗の仮面をかなぐり捨て
    人生劇場のアンコールすら拒み
    後ろ髪引かれる想いを断ち切って

    正々堂々別れを告げる、立派な人間に相成ってみせますと云う意志が必需

    私は今頃になって漸くヒューマニズムの基盤を組立てたんです


    ニアにとって、私以外は皆下等生物でしょう

    屋上に私が立ち、Lの国旗を振っていて、其れを奪う事は叶わないと身を引いている

    己は100階建ての99階に位置すると謙遜なのか自負なのか不明ですが、兎に角思い込んでいるのでしょうから

    98階以下の全世界に蔓延る溝鼠と相変わらぬ下級の廃人を

    道端に放り投げられた罐や吐き棄てられた黒色のガムに見立て

    片端から踏み潰す様な憂さ晴らしは、喉を詰まらせても堪えるのが適宜でしょう

    ああ、ですが

    口で云っても分からぬ幼子の様ですから

    大儀であってもこうして

    全躯幹に味噌の様に濾す手間を取り、L当人が二代目教育に当たっているのです

    ニアも私も、特殊な営みで歳を重ねる責務を負った運命共同体なのですから

    アンドロジナスの様に双頭人間

    弐名だが壱名、壱名だが弐名なんです



    徹底調教の責務否国務とも云うべき神聖なる儀、失敗の許されぬ最重要任務は、

    私個人に重々しく委ねられているのです



    人の子イエスは馬小屋で誕生しました
    健気な場所でしょう

    ならば私達も健気な場所で重なり合うべきです

    ボロアパートの一室で、埃の雪が舞う空間で、担架より硬いベッドの上で……

    私は私の舌を

    ――ニアの人差し指程の尺――

    を巧みに操り脣首筋は勿論、餃子の皮に似た可愛らしい耳裏、汗の溜まり易い溝、隅々まで舐め取る程

    過剰なる愛を粉雪の様に彼の皮膚に降らせました

    其間も、ニアは声を押し殺し、私の肩甲骨を両掌で握り締め

    小さな歯を下唇に突き立てると
    稀に見る柘榴の赤に似た貴重な果汁を滲ませて下さるのでした

    積もった雪に舞い散る血ほど壮美な景観は皆無でしょう


    やっと赤を見せてくれたんですね

    白の大洋で溺死するかと思いました


    「ニア、其処は……人類が鳥類であった頃の、名残ですよ……」


    睡眠薬を飲んだ現時なら

    ニアの蜃気楼の様な眼界に私の双翼もありありと縁取られて浮かぶのでしょうか

    「見えますか」と訊ねてみればニアは、
    「はい。白黒の混じり気有る、天井迄羽先が当たって…巨大で立派な双翼が……」

    と答えたのです

    矢張り彼は優等生だと、私は褒め言葉の代行としてニアの耳朶を幾度も甘噛みしてやりました

    ニアは擽ったそうに猫の様な声を喉の奥で鳴らしています

    幾ら乞食でも褒美はケチらず

    序に並行し

    暇を持て余した右手は熱く熟れ切った弐個の実を
    手品師も見本とする様な手捌きで擦り合わせ

    ニアの透明な液体を全体躯の孔からぷつりと刺した水風船の如く噴出させると、私はたった其だけで満足してしまうのでした

    逆らった左手は「俺だけ何もしていない」とばつが悪そうに指を撓らせ、

    壱本ずつに心臓が働いている様に器用な左手が、右手に負けじとニアの蕾に顔面を密着させ
    伍本ずつ代わる代わる、流石に桃色に彩られた内壁を擦り、刺激するのでした

    「っ」押し殺した声に限界が来たのか、肺下方に位置する横隔膜の痙攣によってニアの声帯が遂に震え出していました


    「良いんですよ。声帯も筋肉なんですから。筋肉を強張らせるのは具合が悪いでしょう」


    白雪姫に異常な迄穏やかに接する魔女の口調とは裏腹に

    私は赤頭巾の狼と相成って、ニアの首筋を貪り食う様に、荒々しく唇を落としてやるのでした

    B29(大型長距離爆撃機)を口中に搭載したような
    我乍ら猛進的な口付けでした

    思えばワイミーズハウスの正門で彼を目にした時から私は
    彼を我武者羅に食い散らかす猛者の勢いで、少々材を逸する好奇の眼差しを向けていたのでした

    無防備で存在自体が無垢なる天使である幼児を、肉食恐竜がひたすらにがっつく程に不条理かも知れません

    そう

    酷烈な復讐だと自覚している私ですら
    「キマリが悪い」とか「バツが悪い」とは北極南極の遠隔地に座した感情なのでした

    愛情を受けた事の無い者は、大人になっても愛情表現が苦手となります

    私が良い例です

    極端な例として「はじめての友達」「好きになりますよ」発言

    軽々しい亜米利加人ですら吐かないレーザー光線より直にピンポイントを焦がす愛情表現

    若しくは

    此方はニアに相当するでしょうが、無口無感情、他者と自己に薄い膜の防壁を張ります

    突破しようものなら、其指をがぶりと噛み切ってやるんです

    嗚呼、之では恰も

    ワイミーズハウスで飼育されたドーベルマンと何ら変わりありませんね

    檻から出せと云いながら、外部の人間は過剰に拒む

    矛盾しているじゃありませんか


    まったく厭になります


    つまり極端に距離の有る愛情表現なんです
    一見すると二重の人格と、他人の目には映るやも知れません


    斯うして振り返ってみれば
    私もニアもてんで愛情表現とやらについてはドの付く素人と云う事が判明しました


    ねえですから
    許して下さい、ニア

    私が獰猛な、教育の成ってない楽団の獅子に見えても

    「私と同じく可哀相な御人なのだ。Lと云う私の目指すべき人間は」とすっぱり割り切って下さるしか救われないんです


    掘り下げれば、私の類は全世界に大勢居て、愛すれば愛する程、愛に対して億劫になり

    キスするところを噛み付いてやる様な人間に成り果てた者は、下手すれば犯罪級の愛情表現を酷使して戦っているのでしょう

    今此時分にも


    反発し合って丁度良いじゃないですか、ニア

    同極同士の磁石と思えば満了する、取るに足らない逢瀬でしょう



    「L、羽が、折れて……」

    ニアは手を伸ばして天井を仰いでいました

    ああ、白と黒の混じった双翼ですか

    思えばなぜ白ではないのでしょう
    Lは天使と悪魔とでも云いたいのでしょうか

    其なら片方ずつ白黒明確に分割されるべきであって、斑模様の羽等、雑種のようで汚らしいので私は腑に落ちません


    否、人間こそが雑種なのでしたね

    天使と悪魔双方の血が混じっている雑種、雑人、混血、異端者

    ニアの目利きに、狂いは無い


    「……折れたんですか、じゃあ私、飛べませんね」


    ニアは閉口して微かに首を振りましたが、私は同情の意であると受け止めました


    朦朧とした意識ならば、「折れた」
    そう見えても致し方ない


    「……L、貴方が、」


    ニアは続けようとしましたが、私は漏れる蛇口を塞ぐようにして彼の花弁の様な脣を覆い尽くしました


    「喋らなくていいんですよ、ニア……もう限界でしょう。眠っても良いんですよ」


    生真面目生徒である私の左手が有りっ丈の愛情を注ぎ、綱引きじみたスムーズな掃除は完了していました

    蕾は元々甘美で、樹木の蜜に相当しますが、
    私はもう舐め取る余裕は皆無でした


    「ニア、今日の事はワイミーズハウスに口外してはなりませんよ。今日の事は――…」


    『竜崎』と云う見知らぬ乞食のせいであって、世界一の名探偵Lの仕業ではない


    「今日の事は、そうですね……時を切り取った遇の凝り固まる、古い幻想部屋でのふたり芝居、と考えて下さい」


    それもリアルな配役です

    現実にLが貴方のお相手をしてあげているのですから


    「酷い悪夢だ、ではなく、無償の救済と歓びなさい。《保護色人種》の治療を施す――私は云わばニアの医者です」


    注射は痛くありません

    蚊に刺される様なものですから

    ただ敢えて付け加えるとしたら

    吐瀉物が逆流して口から飛び出る様に、本来ならば一方通行である蕾を無理に逆流させると云う

    水道管工事の不随意を嫌う凶悪修理者が
    私の理性と雄の器具を操作している、と云う事……

    虫刺されは血が出ませんが、若しかしたらニアの白を崩壊させた赤が脣の柘榴同様、流れるでしょう

    と云うことを、念の為補足しておきます


    私の一方的な酷薄なる説明に
    見る見るうちにニアの瞳は火口湖となりました


    「泣きませんよね。私を継ぐなら、意思を強く持たなくては……」


    云ってニアの前髪を指のクリップで挟み込み、

    手櫛で梳く様に流してやりながら額に脣を落としました


    瞼を食べてしまいたい位の衝動を堪え
    卓球玉の様に膨らんだ閉ざされた瞼、其処に舌を這わせました

    滑らかな鶉の卵でも舐めている気分です


    「…之が、Lが課す最後の試練なら、私は……屹度耐えます」


    其の覚悟を待っていたんですよ、ニア

    ですが、最後とは限らない旨は黙秘で通しましょう


    「……良いですね、ニア。同年代の馴れ合いは只の遊惰でしかありませんが、私とニア世界でたった弐名の儀は無二で此処でしか遂行し様のない神技なんです…丁度、イエスの御聖体として与えられる麺麭を口にする様な神聖な儀式です。Lとはもう世界に必要不可欠な存在になってしまったんです。ニア、貴方が継いでニアを継ぐ者が居て、其の者を更に継ぐ者が……と、延々続くのです」


    神の名を借りて申し訳ないですが
    『L』とは、人類の救済者でも在り得る

    あくまで私がではなく

    Lの称号が、です

    そして之は罪では有りません

    二代目Lに統率される全世界の警察、将来を見据えての――…



    国務です




    ―続く―



    管理人談

    あと壱話か弐話で終わる屹度終わると思います。疲

    無駄にキーボードを叩く手が
    威勢のよい鰻のようで終わらないです(故に扱い辛い

    そしてR表現もまだまだ途中です。

    中盤、一寸後半、5分の3.5。

    なんだか、メロ出したくなる頃合です。

    楽屋待機かゲスト出演か迷い中です。

    リクあれば出したいと思いますがメロを登場させると
    メロ贔屓な文になり兼ねない気もします。滝汗

    にしてもこんなにも小説に挿絵を付けて頂きたいと思ったことありません

    エロティックすぎる。。。
    イロイロモロモロこけてぃっしゅ

    「人物関係」がです
    お二人のおかれた立場が要因だと思います

    ニアメロは、学校で例えるならばクラスメイトの仲たがいしている1番2番の勉強の合間に暇を潰すようにして馴れ合う「遊惰」で終わってほほえましいのですが、

    Lニアは、学校とか云う次元は突破しちゃっているので

    もう、それこそ地球、宇宙規模
    世界一の頭脳と現時点では劣る二番手の探偵候補なんて・・・・・

    天才同士だと相手が人形でないと勿体ない!くらいの勢いなんですが
    割れ易い硝子を扱うようなくらい恐々とした感じなんですが、

    この二人は・・・双方がキラ退治に満身創痍の天才的頭脳酷使云々なので、
    もうアダムとイヴの馴れ合いレベル

    神聖すぎて眩しくて直視できないような宗教的、セットで崇められていそうな
    偶像崇拝というか生の人間崇拝
    轟々とオーラが放たれていそう。この二人が触れ合うだけで

    どんな世界でも頭脳明晰同士の愛は人間超越してる、触れたら火傷するイメージ

    頭脳では互角でも行動力に欠けるならニアがLを継いでもLを勝ることは一生叶わないのかもしれませんが

    だからこそ永遠に叶わない2番手に徹底調教の1番手なんて・・・Lニア、壺。笑

    ニアメロに勝るとも劣らないと思いました

    書いててようやっと気付かされました

2008/09/07/ 14:44 NM関連 / TRACKBACK(-) / COMMENT(0) / PAGETOP  

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