◆◇菓子ト玩具ノ扇動児◇◆

DEATH NOTE第二部メイン...NMSS連載...ハリウッドリメイクNMキャスティング密かに助力...SIDOOH感想...V系話題他

+hotaru+

Author:+hotaru+
ネイトリバ-を邪な眼で崇拝
ミハエルケ-ルを2番のトラウマと戦う同士の眼で応援

++++++++

[管理人]

歳:否ゆとり世代
  疲れる世代

私立カソリックゆえイースター祝い
お御堂でお祈り小学校時代

中学受験糞勉強
反動で不良

性別:FtX

149cm34kg
12歳頃と変わらない;

肌青白いというか
黄緑白いらしい

根っから不健康

鼠ランド近辺在住
よって万年メルヘン気分
(ホントは地獄気分)

シュルレアリスト
サラバドール・ダリ
ルネ・マグリット愛
フロイト学び中

活字中毒気味
幻想文学愛読

大正昭和ノ作家
心底崇拝

江戸川乱歩
倉橋由美子
三島由紀夫
安部公房
稲垣足穂
宮沢賢治


現代作家極僅かですが

乙一氏
長野まゆみ
田口ランディ
嶽本野ばら
辺りは好き

寺山修司神

服装パンク主

アンチ平成平成育ち(悲

第二次アングラブームは必ず来る

というか来させる

  • 上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

--/--/--/ --:-- スポンサー広告 / TRACKBACK(-) / COMMENT(-) / PAGETOP  

FC2 managemented
  • Lという人間スピーカーから放たれる
    むっしゃむっしゃ気持ちの良い咀嚼音に

    この人だけは苛立っているご様子


    「年中菓子食ってるやつに、取り込みも何もないな…」

    「メロ、それはお互い様です」


    板チョコをひらひらさせて、無表情で罵るL


    「……」

    (己を棚に上げやがって。でも…美味しそう(擬似涎))


    怒りよりも先に、「食べたい」が勝ったメロ


    「Lが、私たちをここに…?」

    ニアが淡々と問う

    「そうです。カプセルをワイミーズハウスに設置したのも、この私です」

    「……ここは一体、どこです」


    ニアはぐるりと辺りを見回した

    天井が馬鹿に遥か遠くにある

    王の間だというのにモニターに囲まれ、まるで捜査部屋だ


    「ここは地球の真ん中です」

    「……冗談はよせ」

    「あ。ご存知ないですか」


    Lは、溶けかかったソフトクリームを下から掬い上げるようにして舐めながら――…


    「地球空洞説」

    死神が現実に存在するレベルの突飛発言


    「馬鹿にするな。それくらい知って……まさか大昔の仮説が真実とでも言うんじゃないだろうな。もしそうなら酔狂過ぎる」

    「――だから真っ二つにカパリと割れる地球、星のカプセルを……なるほど粋ですね」


    ニアはバケツをひっくり返し、レゴのパーツを組み立て始めている

    「イタイイタイ」と嘆く案内人レゴの腕をもぎ取る様は、残酷至極


    「ニア、おまえは着眼点が違う」


    故に探偵も向かない、とでも言いたそうなメロ

    Lはどぼどぼ角砂糖をティーカップに放り込み、チュッパでかき回す

    無垢な風貌で紅茶を啜ると、淡々と語り始めた……


    「私が3つもの名を使い分け、世界の凶悪犯罪者を裁く為に世界一の探偵を演じているのも、
    『表面』世界での話です。真の姿は空洞の統率、私が此処の支配者です。表面の人間はすぐに暴走するので私達も困り果てています。が、放っておくわけにもいきません。表面での私が現在捜査中の……えーと…ケラ、いや、コラでしたっけ」

    「キラだ。空洞のLはボケてんのか…(小声)」

    「キラも、空洞に蔓延る犯罪者の細胞を寝床とする『悪性ウイルス』が偶然、頭脳明晰な平凡なる高校生に感染したと聞きます。無論そのウイルスが決定打ではありませんが、元々歯車がついている人形に対して螺子を巻いた、植物に例えれば肥料の役目、とでも言えばわかり易いですか。もっと言えば魔が差した…これがしっくりきます。あの性格を形作ったもの…基を辿れば、表面への感染を防ぎきれなかった私のせいでもあるのでしょう。もちろん、幼稚な人格を作った日本という国のせいでもありますが」

    「つまり、キラのせいでないと認めるのですか」


    ニアがレゴの手を「ぶーん」と遊びながら尋ねる


    「アダムとイヴの失態以来、全人類が背負ってきたと信じられている『原罪』というのも、
    実は空洞から表面へ移動したウイルス感染によるもの。つまり最初から人類とは、細胞に操られて生きてきたマリオネットのようなもの」

    「……それ聞いたらどう反応するだろうな。L曰く『表面』の人間共は」

    「それは、帰ってからご自由に訊いて下さい」

    「帰る…一応解放する気はあるようだな……」

    「L、私たちをここへ呼び寄せた理由というのは…?」


    ニアはレゴの腕をあたかも犬の骨のようにびゅんと投げた

    必死に追い掛け回す犬と化したレゴ

    主従関係成立


    「そうでしたね。本題に入りましょう」


    Lはソフトクリームのコーンを香ばしそうな音を出しながら咀嚼している


    「実は私、これを探しているんです」


    親指と人差し指で摘み上げるL


    「マッチ箱…?」


    メロは目を細め、遠く距離のあるマッチ箱を見つめた


    「これはレプリカです。私としたことが、本物は屋敷のどこかに落としてしまったようで、お二方のお力をお借りしたいと思い此方(空洞)へ呼び寄せた次第です」



    四へ続く

2008/06/25/ 19:00 NM関連 / TRACKBACK(-) / COMMENT(-) / PAGETOP  

FC2 managemented
  • 地球入りカプセルを開けた途端、眩い光に包まれた天才児2名は…


    「あ。ビックベン…」

    「逆さですし、模型ですけどね…」


    重力無視で
    ぷかぷか降下中


    「とんでもないことになりましたね。たかが子供の一娯楽で」


    市松模様の壁、地図、テーブル、花瓶、すべてが宙に浮いている

    何より、自分たちも、ゆっくりと降下している


    灼熱の『核』へ向かって


    ニアは玩具箱を発見し、黙々と漁り中

    メロはカプセルの中に入っていた、思いのほか柔らかい地球をぐしゃっと握りつぶし、(材料は不明)

    瞳をギラギラさせイラついている


    「畜生。今思えば何もかもがワイミーズハウスの者を陥れる『誰か』の陰謀に思えて仕方がない、あれは罠だ。絶対罠。餓鬼が簡単に食いつく物を故意に設置した。間違いない…僕は餓鬼じゃない餓鬼はニアだ、なぜなら真っ先に食いついたのはおまえだからな!っ、 ぜえ、は、ぁ…」


    無重力状態で一息に語ると呼吸困難に陥る

    ひとつ勉強になったメロ


    「これは夢、という選択肢はないんですか」

    「試してみるか」


    メロは薬品棚から毒を取り出し、きゅぽんと開ける

    降下中なので液体がドボドボ大量に浮いて

    まるで黒いしゃぼん玉が飛んでいるように見える


    「これが現実なら、飲んだら死ぬ。さあ、飲め」


    ニアがいなくなってもいいと思っていたメロは
    半ばほくそ笑んでいるようにも見える


    「……」


    ニアは毒入りの瓶を受け取らず

    黙ってメロの頬をぎゅうと抓った


    「痛っ」

    「はい現実」

    「……おまえな…」


    メロの拳が震えている
    若干頬が赤味を帯びて痛々しい


    素直に「飲みたくない」と言わない
    逃避を逃避に見せず巧みに相手を翻弄する


    それが――…

    ある意味詐欺師向きであるニアの特性


    「そういえば私、こういう世界どこかで見た気がするんですけどね……」


    ニアは髪を弄りながら天井を仰ぐ

    アーチ型で、大聖堂の天井のようだ

    もはやワイミーズハウスの玄関ではないことだけは分かった


    「アリス。鏡ではなく、不思議の…冒頭が確かこうだ」

    「……行き着く先はワンダーランドですか(ニヤリ)」

    「楽しんでるなおまえ」


    メロは宙に液体が零れ、空になった瓶をポイと捨てる

    (無理やりにでも飲ませとけば良かった…)

    若干メロは後悔した


    ブルルンブルルン


    「「!?」」


    二人はエンジン音に気づき、地面を見下ろした


    「……なんだあれ」

    「四次元世界の乗り物、というやつですか」

    「土星の輪か…あのタイヤ」


    二人はふわりと地面に着地した


    バタムと音を立て、土星の輪4つが超高速で回転している、不思議な乗り物から降りてきたのは……


    「二代目L候補最有力のお二方、長らくお待ち申し上げておりました」


    安そうな付け髭をつけたレゴブロック(3頭身位)


    「あー…待て。なんかこれおまえの『夢』に思えてきた…あからさまにおまえの趣味だろ、コイツ」


    メロはがっくりと肩を落として頭を抱えた

    最終的にパチンパチンと何度も顔を叩くが、抓られた方の頬だけがじんと痛んだ


    もし憶測が真実で
    「世界一大嫌いな人間の夢」に招待されたのならば

    これほど不愉快極まりない事はない

    メロは腹いせにレゴの腹をずがんと蹴る


    「いっ」


    叫んだのはメロ

    腹は思いのほか硬かった


    「わたくしめは頑丈ですので骨が折れてしまいます、お気をつけ下さい。さあ、こんな場所で燻っていないで、我らがL様が城でお待ちです。ニア様は助手席。メロ、貴方は……」

    レゴは黙ってトランクを開けた


    「ここで」

    「……贔屓にも程があるな…(微苦笑)」


    THEリアル蹴りたい背中


    ピピピピ


    レゴのプチ携帯が鳴る

    よく見れば初めからあの視力検査の「C」みたいな手に携帯電話がひっついている

    レゴは直角に手を上げて話し始める


    「はい。あ、L様……がってんしょうちのすけです」

    (古…)


    このレゴは大昔のジャパン育ちか

    メロは黙々と推理


    ピッ


    「Lか」

    「はい。面倒なので全員ワープさせると。確かに、此処から地道で行くと3日かかりますのでね」

    レゴは携帯を持ったまま腕を下ろした

    「…そんな技まで習得してるのかアイツ。まさか魔術師だから世界一の探偵になれたんじゃ…透視…予知…全部駆使すれば逮捕も簡単。もしそうなら詐欺だな」

    「いえ。L様は王様です」

    「王…」


    メロが言い掛けた時、ニア、メロ、レゴ、全員は既に…


    「あ、ご苦労様です。ちょっと今、取り込み中…です」


    むっしゃむっしゃずずず…

    もぐもぐ…


    唖然。


    頭に黄金の冠を乗せ、どっかと王座に座り(無論L座り)
    服も顔も髪もお菓子に塗れているLが居る――…


    『王の間』へと飛ばされていた



    第参夜へ続く

2008/06/25/ 01:15 NM関連 / TRACKBACK(-) / COMMENT(-) / PAGETOP  

FC2 managemented
HOME