DEATH NOTE第二部メイン...NMSS連載...ハリウッドリメイクNMキャスティング密かに助力...SIDOOH感想...V系話題他
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Author:+hotaru+
ネイトリバ-を邪な眼で崇拝 ミハエルケ-ルを2番のトラウマと戦う同士の眼で応援
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[管理人]
歳:否ゆとり世代 疲れる世代
私立カソリックゆえイースター祝い お御堂でお祈り小学校時代
中学受験糞勉強 反動で不良
性別:FtX
149cm34kg 12歳頃と変わらない;
肌青白いというか 黄緑白いらしい
根っから不健康
鼠ランド近辺在住 よって万年メルヘン気分 (ホントは地獄気分)
シュルレアリスト サラバドール・ダリ ルネ・マグリット愛 フロイト学び中
活字中毒気味 幻想文学愛読
大正昭和ノ作家 心底崇拝
江戸川乱歩 倉橋由美子 三島由紀夫 安部公房 稲垣足穂 宮沢賢治 他
現代作家極僅かですが
乙一氏 長野まゆみ 田口ランディ 嶽本野ばら 辺りは好き
寺山修司神
服装パンク主
アンチ平成平成育ち(悲
第二次アングラブームは必ず来る
というか来させる
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- ナイトメアのブギーにしか見えなかったニアメロ総集編のお化け人形
(ナイトメア繋がりとか至極単純な理由なのか否か・・
ナイトメアビフォアクリスマスのグッズはかなり持っていて・・笑 パズル2面、王子様ジャック30cm人形、サンタコスジャックぬいぐるみ、財布2つ、キーチェーン、カプセル玩具全種(纏め買・・メモ帳、他諸々。
そして
オリジナルシナリオが堪らない あの独特な世界を自由散策できるという夢のような
PS2『ブギーの逆襲』というゲームを持っているのですが…
タイトル拝借してニアメロを。
お化け、といえば――…
ということで
気が早いですが「ハロウィンネタ」です
++++++++++++++++++++++
操り人形は
操る人間がいなければ
死んだも同然です
『ブギーの逆襲』
ジョキン、と布を切る気持ちの良い音が響いている
普通の鋏は使い慣れている子供達だが、断ち切り鋏はずっしりと重く、
けれど布を切る際、腕まで伝わる振動は存外心地の良いものだった
談笑する子供達の意識をこちら側に移す為、ロジャーは皺の寄った掌で
パンパンと張りの良い音は出せず まるで和紙を擦り付けたような虚しい音を出して手を叩き、
彼らを注視させてみた
一向にざわつきも、布裁断の音も消えないが
構わず一度咳払いをして、
「ハロウィンの衣装を各自班で分担し、仲良く作りなさい。良いかね」
ロジャーは「仲良く」にわざとらしく抑揚をつけ
ちら、と一番心配な班を一瞥する…
その班には、誰がどう仕組んだわけでもなく、偶然決まった同じ班に所属するハメになった
1番と2番
誰よりも優秀であり、誰よりも問題児
2名の姿があった……
「はーい」とか「かったりい」とか、ただ笑うだけとか、 適当な返事を合図に手を進める各班の子供達
班作業
というのは厄介だ
個人プレイがお得意な1番の子と、グループでの作業はもってこいなのに
世界でただ一人割の合わない奴がもしそのグループにいたら一変、
調子が狂ってしまう2番の子
この2名に関しては、「班作業など極力参加したくない」で双方一致していた
その片方であるメロが班作業を嫌う最大の理由
くじ引きに関しては一等運が悪い、という自覚があった為
できればくじ引きだけは避けたかった
席替えもくじ引き、班決めもくじ引き、ワイミーズハウスは自分を呪っているのかもしれないという発想にまで行き着いた
ありえない高確率で「奴」とあたるからだ
酷いとグループではなく2人1組の時に限って
世界で一番仲良くない例の「奴」にあたるから やはり神様のイタズラと片付けた方が、よっぽど自然な発想に思えた
「メロ、さっき『裁縫なんて面倒臭ぇ…』などとぼやいておりましたが、安心して下さい。 デザインや扮するキャラクターに拘り等ないのでしたら、メロの分は私が勝手に作らせていただきます」
「…………」
自分好みを作る=オーダーメイドならまだしも、全ての工程を一任する「シェフお勧めコース」 なるものは、不味い…
受身は嫌いだ
どうせなら指示したい方なんだ、自分は
大体、コイツが作るのは趣味満載の衣装に決まってるじゃないか…
とメロは背筋全体に悪寒がしたので、
「いや、いい。自分で作る」と冷や汗たらたらで提案者の少年に返した
「ハイハーイ。私、裁縫超お得意だからメロの分も作っちゃおうかな〜時間も布も余りそうだし〜」
とリンダが手を胸元で組み、メロに猛烈アタックし始めた
「…ちっ。私の提案を……このパクリ女」
誰にも聞こえない程度の小声で呟く提案者の少年=ニア
メロは(またこの二人…)と肩を落とした
面倒なのは裁縫でも何でもなく班のメンバーの対処だ、ということをイヤでも痛感した
「……1着あれば充分だろ」
「どうせ大量に布は余ります。有効利用と考えればいいんです。資源は無駄にせず使い切るのが地球に優しい人間ではないですか、メロ」
「いや、別に地球に厳しい人間で構わない。大体、1人に何着も衣装を作る方がよっぽど無駄、という発想は無いのか」
「はい。メロはそれ相応のモデルだと思います」
「っ、どうせハロウィンだろ! お前がまともな服を作らないのは目に見えている!」
メロは金髪をわしゃわしゃと掻き毟ってからドン、と机を叩くと…
一瞬の間を置き
冷静さを取り戻したのか、 とりあえず布を裁断してみる(超適当に
いきなり「ギャーーーー」という悲鳴
何事かと隣の班を振り返れば、マットがミシンで指を縫っていた
「……余所見するからですよ」にやりとニアが笑う
「大丈夫かマット」とメロは無表情で言って、
やっぱりとりあえず布を裁断
マットのボーダー柄につられながら 縦に細く切っていた
後になって、「何に使うんだこんな細い布!」と、びろびろんとなった布を摘み上げ自己嫌悪に陥った
ニアとリンダに一体どんな衣装を着せられるか分かったものじゃない、と、
己の身の危険を案ずるあまり、ボーっとして手が言うことを聞かなかった…
自分のミスを責める良い子なメロ
暫くして、黙々と作業を進める子供達のお陰で部屋がシンと静まり返った
集中すると口数が減る、というものだ
が、その静寂を切り裂いた第一声というのは滑稽なもので
「……メロ、魔女になる気はn」
「ない!」
「……残念ですね。一番似合いそうなのですが……」
切り絵名手並に鋏の扱いが上手い、手先が器用
という理由で「裁断役」となっていたニアが、
ジョキンジョキンと切りながら大胆な提案、否、変態発言を発した
メロの断固拒否を伝える「ない!」は、
静寂と化した部屋には、巨大な鋏で空気を切り裂いたような迫力だった
10分後
作業に飽きたニアは、人差し指を下唇にあてながら、なぜか針山に針を隙間無く刺している
針鼠も降参必至の針山は、一種の芸術品でもあった
「ニア、あの、針…」
と、部屋中の子供達が言い難そうにしてニアの居る班まで針を取り返しに来ていた
ニアが子供に取り囲まれる理由は毎度決まって
・答案用紙が返された後
・メロの身が危険な時
・物を勝手に盗んだ時
今回は三つ目該当 若干、二つ目も
ニアは仕方なしに針山を手放すと、懲りずにボタンを上へ上へと積み重ねながら……
また容赦のない、唐突な提案を吐いた
「……メロ、スカート穿く気はn」
「ない!」
二度目の提案も全てを言い終わる前のメロ最速返答で、ニアの夢は流れ星のように儚く消えた
夕方
誰も居なくなった部屋は細かい布の切れ端がテーブル、床に撒き散らされており あたかもパーティ後のようだった
「まだ作ってるのか? まさか先刻言っていた余分の衣装を作ってるんじゃ……」
メロは、ニアの作った衣装を着た自分の滑稽な姿が脳裏に過ぎり、 また寒気がしたので両腕を摩った
だが予想に反して 「いえ」とニアは否定した
胸を撫で下ろし安堵するメロ ニアの居る場所まで歩を進めて、手元を覗き込んだ
麻のような生地を、白くて太目の糸でちくちく縫っている
布はくすんだ灰色で、さわり心地はこの部屋にある布で一番悪そうだな、とメロは思った
「メロがサボって部屋を出ている間に、私達の班は、ディズニー作品『ナイトメアビフォアクリスマス』のキャラクターに扮してウィンチェスターを練り歩こう、という結論が出たんです。完全にリンダの趣味らしいですが…皆半分脅され、多数決で決まりました。そして、」
ニアは、メロから無気力な視線を頭上から浴びせられながらも、
未だ縫う手は止めず、
手元に視線を留めたまま続けた
「ブギー役の立候補者が1人もいなかったようなので、せめて人形でもと……」
「言っておくが俺は何も着ないからな。いくらハロウィンでも」
「わかってます。私も、カボチャ…ジャックランタンのお面で済ませるつもりです。衣装を着る代わりにコレを嵌めるのはどうですか」
「嵌める?」
「実はコレ、パペットなんです」
「……なるほど…お前にしては名案だな。本当なら、お前の提案なんてどんなに良い条件でも却下するところだが、今回は仕方ない。乗ってやる」
「…はい。そう言うと思いまして、このブギー人形はメロが嵌めて下さって結構です。コイツに『trick or treat』と言わせておけば、メロ自身が衣装を着る必要はありません」
「……」
なんだか、またこいつの筋書き通りに事が運ばれているような気が…
メロは酷く消化不良だった
何より、「そう言うと思いまして」が気に食わない
ハロウィン当日
サリー役のリンダはまだ引きずっている
「あーあ、メロがジャックならラブラブ同士になれたのに!」
「…残念でした。もう当日です」
ニアの被っているジャックランタンのお面は口が裂けるほど笑っているというのに
声色は無感情で冷たく、そのギャップが異様に恐ろしかった
「大体、ニアは皆の投票で『ゼロ』ってなったのにやらないなんてズルイ!」
「誰が犬をやりますか……白いからという理由でゼロとは腑に落ちませんので」
がしゃんと正門の鍵を閉める音
「全員、籠を忘れずに持っているか」
「ロジャー、trick or treat!!」
「気が早いな、マット…巡回後、帰宅してからな」
「ケチだな今くれよ」
マットがロジャーの袖を引っ張っている
ミシンにぶっ刺して怪我をしたせいで、人差し指にぐるぐると包帯を巻いたマットは、
包帯ついでに
全身包帯巻き巻きミイラ役、となっていた
メロは右手にニアお手製ブギーを嵌めて、内心
どうせ手袋みたいな物だ
各家庭に着くまでは外しても良いだろう、と思い、
ブギー人形を外そうと試みた
「…っ、痛。なんだこれ」
引っ張っても微動だにしないパペットブギー
「残念でした」
「!?」
ジャックランタンのお面を被ったニアがメロの眼前でニヤリと笑っていた
あくまでカボチャが笑っているのであって、お面の裏は笑っているのか定かではない
「…残念って何が」
「力ずくでは取れません。手首に手錠を仕込んだので、鍵が必要です」
「……」
予感的中
「早く鍵を渡せ、このカボチャ!!」
「条件を飲むと言わない限り、渡せません」
条件、ほらきた =バクマン。
ニアがおもむろに袖を肱まで捲ると、
お手製ナイトメアビフォアクリスマスのサンディクローズ(サンタクロース)パペットが左手に嵌められていた
「このサンタにS極、メロの嵌めているブギーにN極の磁石が仕込まれてます。つまり、」
ニアは左手をメロの方に差し伸べた
すると
繋ぐ気は毛頭無いのに……
がっし
「私の言う条件とは、このまま手を繋いでお菓子の巡回をする、ということです」
「!……」
やられた
メロの心中――…
(確か、マットがやっていたゲームでブギーはサンディクローズを誘拐……ああそうか、だからこの組み合わせで手を繋がせる…って納得している場合じゃない)
「リ、リンダが魔女の服を余分に作ったというからそっちを着る!」
「あれ?……魔女はイヤ、スカートはイヤ、と私の提案を悉く拒否してきたのは誰でしたっけ。 今更遅いですよ。既に先約の子が着てます。ほら」
ニアが視線を向けた先に、ジマー君(本サイト)が恥ずかしそうに女装姿でもじもじしていた
「……メロが着ないならと私が彼に差し上げたんです。満更でもないようですし、彼、これを機に目覚めるかもしれませんね。アッチ系…将来が大変楽しみです」
「ニア」
「はい」
「本当に手を繋ぐだけでいいんだな」
「……鋭いですね、メロ」
ここらで子供達はぞろぞろと正門を後にしていた
一軒目にもうすぐ着く、という辺り 列の最後尾をニアとメロは歩いていた
がっしと繋がれたブギーとサンディクローズ人形、いや、ニアの左手とメロの右手と言うべきか
「――確かに、条件はこれ一つではありません。私が手を繋ぐだけで満足などウィンチェスターが地震で陥没するくらい有り得ません」
「……」
その有り得なさにがっくりとするメロ
せめて日本の関東陥没なら望みはあったのに…
一縷の望みを託し、わざわざ問う自分が馬鹿だった
板チョコを片っ端から食べてやる、破片でも何でもいいから子供達から横取りする だからハロウィンは好きだった
けれど今回は最悪のハロウィンだと、メロはじわじわと血流が悪くなって冷たくなる右手を見下ろした
「…で、条件とは何だ」
「…はい……」
ニアは言いながら、そっとジャックランタンのお面を外した
「?」
まだ巡回はスタートしたばかり これではジャックランタンではなく、ただのニア
ニアは「な、なんだよ」と驚愕するメロの瞳を流し目で凝視
お面のニヤリ顔に負けじと、してやったりな微笑みを放ちながら――…
「……来年のハロウィンも、手を繋いでくれませんか…」
「!?」
メロは表情だけ固まって、ニアの瞳を暫くの間見つめてしまった
その瞳に、偽りはないようだった
おかしい
話しが違う
「私が手を繋ぐだけで満足など ウィンチェスターが地震で陥没するくらい有り得ません」
そう、言ったじゃないか
「私達が子供の特権を利用できるのもあと僅かです。また、ウィンチェスターに留まることができるのも、極僅か。それまでの辛抱なので、悪くはない条件でしょう」
「…まぁ、な……」
拍子抜け
いや、まだ条件があるとか後から言うんじゃ…と要らぬ心配を巡らせながらメロは、
トップバッターで「trick or treat!」と叫んでお菓子を貰っているミイラ役のマットの背中を見据えていた
ぼんやりと、街灯や家の窓から漏れる橙の柔らかい光が、 夢のように子供達を照らしていた
なぜかメロが見る光景は、フィルターが掛かったように、磨りガラスのように、白く濁っていた
現実世界なのに、古い映画を観ている気分だ
胸が詰まるのは、手錠付き、磁石入りの人形を嵌めて窮屈だからではない。 そんな気がした……
「約束ですよ、メロ」
ニアは言いながら、ジャックランタンのお面を被り直した
5年後――…
ニアは床にドミノを並べている
最終地点に何か置いてみようか
ニアはそう思い巡らせながら、ワイミーズハウス中の玩具箱をガチャガチャと詮索していた
「!」
ふと指先に触れた、柔らかな、けれどザラザラした表面
ごわついた人型の布…
ニアは底で潰れていたそれを引っ張り出した
「……この、人形は…」
来年もまた、手を繋いで欲しい
そう、約束を交わしたのに……
結局、叶わなかった
メロはもう、この家には居ない
あれが最初で最後の、ハロウィンだった
ニアは暫く床に座り込み、ブギー人形を見つめていた
何かが吹っ切れたのか、ニアは微笑してその場に立つと、部屋を出てロジャーを訊ねた
「裁縫箱?」
「はい。簡単な物で良いです…それから麻の布、少量の綿もお願いします」
ニアは掌にすっぽり掴める程の小さな裁縫箱を貰い、綿向きだしでもこもこと抱き上げると
ドミノの途中である部屋に戻った
真中に座り、針に糸を通し、それを針山へ一旦刺してから……
パペットの手を差し込む、ぽっかりと開いた部分、そこに綿を詰め込み始めた
腹がぼんと大きくなり、ふくよかになったブギーは、まるで魂が込められたかのようだった
麻の布で、両足を縫いつける
ニアは完成した新生ブギー人形を、ドミノの最終地点に置いた
「……これで、いいんです」
ブギー
貴方は、操り人形である必要はありません
なぜなら
貴方を右手に嵌めて下さる人間はもう…
この家に、居ないのですから……
―END―
2008/08/27/
05:35 NM関連 /
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